こちらの学校(学校法人大出学園 支援学校 若葉高等学園)の最大の特徴は7年間の一貫した教育が受けられ、全国からの入学が可能だということです。
私も全国の支援学校の情報を北海道から順に調べる過程でこの学校の存在を知りましたが、改めて思うのは障害児の親が考える理想的な環境かも?ということです。
「不器用だけど時間かければ出来る。」
「最初は戸惑うが、何度もチャレンジすればできるようになる」
こんな風に言われることが多いのも軽度の障害の子ではないでしょうか。
そう、時間さえ掛ければ、出来ることってホントに増えるんです。
ただ現実はどうでしょうか。
小学校六年間、中学校三年間の後は、どのような進路を行くのか。
選択肢の一つに支援学校が当然ですが入りますよね。
現在は東京をはじめ、各県などに「軽度の知的障害を対象」とした支援学校が増えつつあります。
ただ、どれも一般の高校と同じく、学ぶことができる期間は基本的には三年間です。
その後の進路は進学というよりもほとんどの生徒が就労となります。
ホントはこの部分で三年間では無く、せめてあと一年くらい学ばせてくれたら「更に」と思う親も結構いるんです。
健常と言われる子達は高校三年間を過ごした後、大学を選択する生徒も多く、高校で将来の選択を考えず、大学に入ってから考える子達も多いでしょう。
それなのに支援学校に進んだ「時間は掛かるが、出来るようになる子達」は、三年間の実習を通して就労先を決める。
障害があるからこそ、四年制や五年制が合ってもいいのではないかと思う親もいるでしょう。
そんな思いに応えるのが、このページで紹介する若葉高等学園。
平成6年に開校し、2014年現在で創立21年という歴史があります。
本科3カ年・専攻科2カ年会わせて5カ年間と研修科(附帯教育事業)2カ年間合わせて7年間の一貫した教育
また、非常に柔軟な受け入れ態勢も魅力で、高等部卒業生や一度社会にでた人でも本科(3年制)に入学することができ、更には学生寮として利用出来る「杜の子ファーム」(委託契約寮)があるので、全国の中学校・特別支援学校・高等学校・高等部特別支援学校より入学ができる点。
今回ご紹介する動画はこのような学校の案内となります。
全国各地にこのような学校が出来れば、更に選択肢も増えて喜ばしいことですよね。
ちょっと紹介したい動画が多くなりまして、当サイトでたくさん紹介するとごちゃごちゃしそうなので、この度、新たな障害に関する動画のみを紹介するサイトを作りました!
その名も「動画で見る様々な障がいに関する情報」です!(ひねりは一切ないタイトルです。笑)
当サイトで紹介してました動画はとりあえずそのままにして、今後は上記の新しいサイトにてアップしていきます!
きっとあなたのお役にたつ動画があるはずです!お時間がありましたら是非ご覧ください。