ソフトバンクモバイルが9月17日に発表したことによると、なんでも知的障害のある人たちの社会生活を支援するサービスを提供するとして「アシストスマホ」(仮称)というのを開発したことを発表しました。
プレスリリースを読むと、新たな製品としてではなく、既存のシンプルスマホ(シャープ製のシンプルスマホ SoftBank 204SH)に専用ソフトウェアをダウンロードして、アシストスマホモードに切り替えて利用する感じですね。
利用料金は無料っていうのは嬉しい事ですよね。(この場合の利用料金とは勝手に専用ソフトウェアのことだと思ってますが。)
知的障害者に対しての便利な機能としてアシストメール機能(利用シーンに応じた定型文やアイコンをタッチするだけで簡単にメール本文が作成)や、アシストナビ機能(AR(拡張現実)技術を使って、目的地の方向と距離を実風景の中に表示)、また、みまもるフェンス機能(通勤や通学時の到着地周辺エリアに指定した時間に到着したかどうかを、あらかじめ登録した保護者や支援者のメールアドレスにお知らせという目的地周辺に到着したかどうかを知らせる機能)もあるよ。
これはありがたいよねぇ。
電車慣れしてなかった当初は、「ホントに学校の駅に着いたか?」って思いもあったからね、それをメールで到着したかどうかを自動で教えてくれるのはありがたいこと。
うちは高校でそんな体験をしたわけだが、中にはもっと小さなお子さんが対象になる人もいるでしょうから嬉しい。
メールについては軽度の子達は結構うまくやってるようなんだけど、問題は「相手のメールアドレス」をどうやって手に入れるか。笑
赤外線通信があれば楽なんだけど、息子のにはない。
「じゃあ、紙にアドレスを書いて渡せよ」と言っても、相手が面倒だからイヤだという。
「じゃあ、おまえが書いて貰って入力しろよ」と言っても、それすら相手が面倒だからと、ショートメールでやり取り。(以上、ドコモにて)
この辺りも簡単になってくれると、もっと良いかなって思います。
でも、このような取り組みはホントにありがたいことだよね。
もっともっと自信を持って「外」とコミュニケーションを取ってもらいたいしね。
今後も楽しみです。