2018年6月1日時点で、山梨県内の特例子会社は昨年度と変わらず1社のままです。
2013年5月末の時点で1社の特例子会社があります。
(2015年6月1日時点でも、特例子会社の増減はありません。)
2017年6月時点でも増減はありません。
山梨県の特例会社は残念ですが、1社とまだまだ少ないのが現状です。ただ、障害者雇用に前向きな企業はたくさん山梨県にもあるんです。
当サイトでは特例子会社の紹介以外にも山梨県内で障害者雇用優良事業所として厚生労働大臣から表彰を受けた企業や、独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構の理事長から表彰を受けた事業所などの紹介も行っておりますので、ネットで障害者雇用の求人や企業を探している方に参考になるかもしれませんので、お時間がありましたらご覧ください。⇒山梨県内の障害者雇用優良事業所情報
山梨県には現在上記のように1社の特例子会社があります。
この洋信産業の親会社は積水化学工業になっておりますが、昔、この洋信産業の情報を調べた方なら「あれ、親会社が違うんじゃないの?」って思った人もいるかもしれません。
こちらの会社の親会社は以前は東洋化学産業株式会社(当時、この会社の親会社は三菱樹脂)という名前でしたが、平成24年に積水グループ入りをし、平成25年10月に現在の社名に変更したのです。
また、元々、この特例子会社は親会社を定年退職した人たち向けに立ち上げた会社だったのですが、作業内容や設備が障害がある人にも働きやすい環境だったことから、徐々に障害者を雇用し、特例子会社となった歴史があります。
この会社、歴史もさることながら、障害者でも正社員で全員雇用し、定年は60歳(その後は継続雇用で65歳まで延長もあり)という、非常にありがたい雇用契約です。
現在、お子さんが支援学校などに入り、就労に向けて動いている人なら分かるかと思いますが、障害を抱えた子供達で、卒業後の就労を正社員として迎えられるのは限られた人のみで、現実は4〜8時間働く時間給の契約社員(若しくはパートなど)といったものが、まだまだ多いのが現状です。
必ずしも正社員になることが自立や安定に繋がる・・・とはいえませんが、やはり親としては少しでも長く、安心して、周りのサポートを受けながらも頑張れる環境で働いてもらいたいと思うものですからね。
是非とも山梨県内にも、ここに続く障害者に優しい企業が更に増えることを願っています。
(2016年4月追記)
・前回掲載時点では、洋信産業株式会社となっておりましたが、現在は山梨積水株式会社の関連会社として社名を山梨積水株式会社になっております。