聞く、話す、書く、ことのつまづき(2)

聞く、話す、書く、ことのつまづき(2)

聞く、話す、書く、ことのつまづき(2)

前ページでも書きましたが学習をする上で、必要な事は、

  • 聞く
  • 話す
  • 書く

ことです。

 

学校での生活の中で、先生の質問に答えたり、お話をする時には、わかりやすく話せる事が大切です。

 

今日は、話す のつまづきのお話です。

 

話す事のつまづきの背景と、家庭での工夫

 

*背景

 

1.構音、記憶

  • 発音しにくいことばがある
  • 名詞など間違った言い方をする(言い間違いがある)

 

2.コントロール

  • 適切な速さや大きさで話せない(とても早口になってしまう、遅すぎる)

3.意味、構成力、表現力(ここは言語理解につながる)

  • ことばの意味違い
  • 文法上の間違い
  • 後の羅列や短い文
  • わかりにくい

 

4..状況理解力

  • 場にそぐわない

 

 

話すことへの工夫(家庭での対策、フォロー)

 

1.発表場面でのフォーマット作りや、事前の予告
・・・「○○のことなんだけど・・・」
   「話は、変わるけど・・・」
   「聞いてほしい事があるんだけど・・・」
   など、きっかけことばを使い練習する、前置きをつけてあげる、
   いつ、どこで、だれが、などを入れて。キーワードの提示をする

 

・・・電話の取り次ぎで練習する
・・・ニュースの天気予報の伝言をしてもらう

 

2.視覚的援助でイメージ作り
・・・日直などのスピーチなどのリハーサルをする
・・・写真や具体物の準備

 

3.ゲームで話す練習の体験
・・・お口の体操、早口ことば、インタビューゲーム、助詞つなぎゲーム
  伝達ゲーム、こんなときどうする?、
  辞書でことば当てゲーム

 

4.ことばの教室等の専門機関との連携をもつ
・・・発音の定期的な指導や言語コミニュケーション能力の促進

 

※このカテはもう数ページ続きます。(時間が出来ましたら次をアップします。)