発達段階に向けての言葉がけ講演会まとめ

発達段階に向けての言葉がけ講演会まとめ

発達段階に向けての言葉がけ講演会まとめ

ここまで7ページに渡って発達段階に向けての言葉がけについてお伝えしましたが、このページを持ちまして終了となります。
こちらでは今までお伝えしたことも含めてのまとめのページとなります。

 

[1]学校生活の中で、子供達が期待されている事は・・

  • 意欲や関心をもって
  • 自発的に
  • 集団の中での学力の学習
  • 集団生活、社会性の習得
  • 友人関係の確立
  • 生活習慣の確立
  • 心理、情緒面の発達

*学校との連携が大事

 

[2]生活習慣の定着と工夫をしましょう
→流れに沿った行動、時間を意識する

  • 家庭内タイムスケジュール表(調整時間を作っておく事)
  • 逆算予定表、外出予定表、生活採点表
  • 急ぐ練習をゲーム感覚で(確認シート、タイマー、砂時計、BGM)

 

→整理整頓、持ち物管理、身辺整理をする
*継続できる整理方法

  • 目につきやすい、簡単に、定期的にやる。横よりも縦にする、
  • 色分け、ものを増やさない、見本を写真で、家庭内整理バイト

 

 

[3]家庭で取り組む時は・・

  • 本人の意思確認を取りましょう
  • 上手にその気にさせましょう(嫌だと言っても、その気にさせる工夫をする)
  • お手伝いなど、家族も一緒に、内容は別でもok
  • 意欲的になる動機づけ
  • メリハリやイベントも盛り込んで
  • 工夫を楽しみ、プラス思考で

 

 

[4]私たち親が、心にとめておきたいこと

  • 優先順位をつけること
  • 完璧にさせる事が最終目的ではないはず、あきらめではなく、選択、見極め、完璧な人間などいない。
  • 気長に、ひたすら気長にやっていくこと(短い目標と、長い目標)
  • 本当に大切なのは、生きて行く上での精神力、肉体力、たくましさであること
  • 我が子にとっての今日一日、今週、今月がどれだけ充実していたかということ
  • よりどころになる物、こと、人、場所を親も子もどれだけもてているか

 

[5]感情のコントロールへの工夫をしましょう

  • 指導はしない、聞き役、共感する、時には、親が相談相手になってもらう。

「今日の事教えて〜」と、聞き役になってあげる。聞いてもらえるだけで、安心、ストレスを発散出来たりする。

 

  • 気持ちの切り替えグッズや方法を考えよう

  力を発散できるもの、癒しグッズ、楽しめるもの、ことなど「お母さんも、イライラしちゃったけど、コーヒー飲んだら、ホッとしたわ〜」などと、何かをすれば、発散できると言う事を示してあげる

 

*最後に、講師の方がお話しされた内容です(^。^)
上手に失敗させてあげる事が大事である。
小さな失敗をたくさんさせてあげましょう。
その時は、声かけをしてあげる事「またやれば大丈夫だよ!」「失敗しちゃったね・・でも、大丈夫だから、もう一度やってみようね」
運動や、遊び、余暇も大事である。
自分の苦手を理解し、そこをうまくサポートすればいいんだということ

 

これにて「発達段階に向けての言葉がけ」についてのお話しは終了となります。
如何でしたでしょうか?
うちの息子はもう大きいので(2013年現在、高校一年)、「もうちょっと早く知りたかったなぁ」ってことも結構ありました。
上に書いてあります、最後の講師の方のお話しで、「上手に〜」ってのは、凄いその通りだなぁって思いました。
どうしても私たちは少しでも多くの成功体験をさせようと、時に子どもの気持ちを無視して取り組ませようとすることがあります。
成功することによって、もっとたくさん自信を持って欲しい!とか色んなことを思ってそうさせます。
ただ、それが全てなのか・・・と、改めて考えると、そんなことはないんですよね。
私たちの人生だってそう。成功もあれば失敗も当然ある。どちらかと言うと、失敗の方が成功より何倍も多くしてるかもしれない。
そんなことを考えると、こちらをお読みのかたも分かりますよねぇ。